開いたコンテストがこちらです。
https://yukicoder.me/contests/527
コンテスト開催まで
競プロ界隈で仲の良い(これ、片思いだったらすみません)nauclhltさんに誘ってもらいコンテストを一緒に開催するという案が出てきました。そこに二人と仲の良かった(これも片想いだったら泣いてしまいます)eiramくんも合わせて、3人で開くことになりました。
問題は作成した問題を全部詰め合わせたため11問とかなり多くなってしまいました(全体的に難易度が低めなのでまあいいかなと)。大学同期で友人のなにわづにテスターをしてもらい、コンテストが完成しました。
準備期間が2ヶ月くらいでした。楽しかったです。
そういえば、eiramくんが作った問題を嘘解法で撃墜芸をしていました。なんかこれクセになりますね。それでしか得られない栄養があります。
コンテスト中
コンテスト中は、Writerの3人で通話をしながらclar対応をしていました。これが楽しかったです。自分の作った問題をみんなが解いてくれているのは嬉しくなりますね。
撃墜したい解答をちゃんと撃墜できているのも嬉しい気持ちになりました。
AC数としてはもう少し伸びると思っていました。GHIJあたりの難易度がおそらくほぼ変わらないので、並び順次第ではもっとたくさんのACがでたのかなとも思います。
問題概要など
全体的に数学問題になった気がしています。数学科卒の宿命ですね。
D. シャッフルの再現
元ネタが置換群です。(転倒数 = swapソートの回数)のような考察の方が競プロだとよくあるんですかね。恐る恐る投げた人はちゃんと勉強しましょう?
複雑な考察をさせる罠としてN <= 1e5とかも考えましたが、意地悪すぎる気がしたのでやめました。こうすると転倒数を張るだけにもなって解説のびっくり感が増すのかな。AC数にどんな影響があるのかちょっと見てみたい気がします。
H. 拡大コピー
既出だったみたいです。そちらを見にいくと解説が適当だったので、「詳しい解説があります!」みたいな問題だと思って欲しいです。><
思ったよりAC数が伸びなかったです。問題文が少し読みにくかったっぽくて反省しています。テストケースがかなり弱くすみませんでした。強化しておきました(コンテスト中の影響は軽微だったようで、ほっとしています)。
本当は O(N logN) を撃墜したいんですが、そのような制約は難しいですね。
O(N): 解説の方法
O(N logN): 点間の距離の最小値、最大値、convex hullの長さ
O(N^2): 点間の距離の総和
みたいな感じで解けるのかと思います。今回は、O(N logN)まで通りますね。
J. よくあるカエルさん
カエルのDPが有名だと思うんですが、それの確率バージョンです。漸化式を書いて累乗するやつです。行列累乗が想定だったんですが、BMBMというアルゴリズムがあるみたいですね。へえーってなりました。
最初はT進むケースが無いようなバージョンを書いていたんですが、それだと漸化式が解けてしまうんですよね。
まとめ
コンテストに参加していただいた方ありがとうございました。コンテスト後のフィードバックも大変助かっています。次回以降の作問にいかしていきたいと思います。
ArcAkiさんからコンテストを開かないかと誘われてしまいました。次回のコンテストでは、今回の経験を活かしてさらに”おもしろい”コンテストになるように努力しようと思います。みんな出てね❤️
また、一緒に開いてくれたnauclhltさんとeiramくん、テスターをやってくれたなにわづには感謝しています。楽しい経験ができました。こういうのに積極的なタイプじゃないので、誘われないと一生やらなかった気がします。社会人になっても、楽しいことを積極的に挑戦する自分でありたいね。
これはCTAサンプルです。
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